ガラス排水濾過処理装置（FILTRAGLASS社）

フィルトラグラス社の排水ろ過処理装置は、基本的に制御・ろ過装置とタンクの構成です。タンクは２槽式で貯水槽と浄水槽から成り、ガラス加工排水をためる貯水槽の水がフィルター方式のろ過装置を経て浄水槽に供給されます。 フィルターにはガラス微粒子（スラッジ）が堆積していきますが、制御装置が一定量の蓄積を検出すると、スラッジを乾燥・圧縮して自動的に装置外部へ自動的に排出します。　排出の際にガラス加工設備を停止する必要はありません。 機種、装置構成によって、フィルターでろ過処理された水はＣＮＣ加工機のスピンドルにも使用可能な品質の水となるため、ガラス加工設備で再利用することができます。

　　BASIC SYSTEMS:基本モデルのエコボックス (EcoBox) は、傾斜加工機やエッジ加工機で使用するために特別に設計されたフィルトラグラス社の基本モデルです。
　　この装置は、STANDARD SYSTEMSと同じプレッシャーコラムろ過方式で、同等の効率と環境保護を提供でき、設置がよりシンプルなため低コストになっています。
　　EcoBoxは短時間で容易に設置でき、元の水槽を交換してシステムを組み立てるだけで済みます。

　　ろ過フィルターの本数や 形態、長さによって異なるさまざまな標準モデルを用意しております。
　　標準システムでは、フィルトラグラス社の全機種設定が可能で、プログラミング用のコントロールパネルなどの機能を備えています。
　　さらに、すべてのフィルトラガラスのシステムは、必要に応じて変更することが可能であり、CNCマシンのスピンドルに最適な品質の水を供給することができます。

　　フィルトラグラス社は、大水量に対応したモデル「XtremFlow（エクストリームフロー）」を擁しています。
　　XtremFlowは、他のシステムとは異なり、フィルタープレス方式で水をろ過します。
　　高圧力で液体をフィルタープレートに押し込むことで、水中に浮遊するガラス粒子を分離することができます。
　　このモデルは、1分間に非常に多くの水をろ過することができ、また、お客様ごとに必要な流量に合わせることができます。